■ ID | 867 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 破砕選別技術システムによる総費用変動の評価(1) |
■ 著者 | 山田正人
(独)国立環境研究所 遠藤和人 (独)国立環境研究所 立尾浩一 (財)日本環境衛生センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第19回廃棄物学会研究発表会、平成20年11月21日 |
■ 抄録・要旨 | 廃棄物処理業者に対するアンケート調査に基づき、現状の処理費用と再生利用率の関係を検討した。破砕選別品目(廃プラスチック類、紙くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラス陶磁器くず、がれき類、混合廃棄物)における破砕選別処理費は、廃プラで16,000〜43,000円/t、木くずで9,000〜17,000円/t、混合廃棄物で27,000〜51,000円/tであった。処理処分方法で破砕選別が最も安価である品目は、紙くず、繊維くず、がれき類などの安定型処分に該当する品目であった。セメント工場での焼却処理が最も安価である品目は木くずのみであった。再生利用品が有価物として産出される業者の割合が最も高いものは混合廃棄物であった。また、主に混合廃棄物を取り扱う業者では処理単価と再生利用率の関係が小さく、破砕選別施設では利用可能な処理残さや再生品の行き先に応じて、最適化されていることが示唆された。 |
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